うめゆずの男のエチケットブログ

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中国製マスク輸入業者から垣間見える本音

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千葉県千葉市のとある業者が中国製マスクの輸入に成功したという話がニュースになっていました。

中国製マスクを輸入し品質に問題がないので今後積極的に販売していこうと考えているようです。

私は言いたいのです!

「そうじゃねえだろ!」と。

 

武漢肺炎で問題になったのが現在の日本の産業界のあり方です。

中国とのやり取りがなくなれば日本に日本の市場にマスクが出回らなくなる、、、。

これは異常事態ではないでしょうか。

それを異常事態だと思えないのであれば、それは経営センスがあるとは言えません。

ビフォア武漢肺炎とアフター武漢肺炎では社会のあり方が変わると思います。

いや変えなければなりません。

今まで途上国に依存していた生産体制を日本国内に戻す必要があります。

マスクはそれを教えてくれています。

大きな教訓です。

現にアメリカは中国に依存してきた工場の機能を国内に戻す対策を実行に移しつつあります。

そんな最中です。

一方日本の経営者達はどうでしょうか?

未だに中国とのパイプを切ろうとはしていません。

むしろ今まで以上に大事にしています。

 

中国が危ない!

中国に工場を持つぐらいだったら東南アジアに工場をもとう!

という話はもう10年も前から出ています。

にもかかわらず未だに中国から離れられない経営者が多いように感じます。

 

おそらくこれは正常化バイアスも関わっているのでしょう。

武漢肺炎の騒動はすぐに終わるから、いたずらに事を荒立てるべきではない、、、。

中国の機嫌を損ねて商売に影響を及ぼしたくない、、、。

そんな経営者の本音が垣間見れます。

 

おそらく自分の会社だけが儲かればいいと思っているのでしょう。

このような海外と取引をしている企業は、国のあり方というものに関して興味がないのでしょう。

日本が滅ぶ日は「自分たちも滅ぶ日」とは思っていないのです。

この期に及んで中国製マスクが輸入できたと大喜びしている経営者の姿を見ると、一連の騒動に対して何の危機感も感じていないのかもしれません。