体にいいと言われているあの栄養素てほとんど○○だった!!
カテキンが体にいい!
セサミンが体にいい!
イソフラボンが体にいい!
すべてどこかで聞いたことのあるような横文字ですよね。
とりあえず、なんだか体に良さそうというイメージだけが湧いてきて、これらの単語表示されている商品をつい手に取ってしまいます。
これらに共通してるものは何でしょうか。
それは全てポリフェノールの一種だというところです。
元々フェノールという物質があって、フェノール自体は毒性を持っています。
しかしながら、複数のフェノールが結合することによって、様々な作用をする物質に変わります。
それがポリフェノールです。
ポリとは「多くの」「多数の」の意味です。
私たちがよく耳にするベータカロチンやカテキンなどもポリフェノールです。
私が大好きな柿渋石鹸に含まれている柿タンニンもポリフェノールの一つです。
ポリフェノールはほとんどの植物に含まれています。
たまに紫色っぽくなったブロッコリーを見たことありませんか?
あれはアントシアニンという物質で、寒くなるとブロッコリーがアントシアニンを生成することでブロッコリーが紫色になるのです。
緑茶がいいと言われている理由は主にカテキンの作用によるものです。
カテキンには殺菌作用があり、飲むと体の若返りを促進します。
また血中コレステロールを低下させたり、高血圧の予防にも効くといった研究もあります。
最近では体脂肪を摂りすぎないように工夫されたお茶も販売されています。
また明確に脂肪を分解するとのキャッチコピーをうたう緑茶も販売されています。
ワインを飲む事によって抗酸化作用を期待することもできます。
ワインにはカテキンの他にタンニンも含まれています。
タンニンは柿やバナナ、茶などに含まれる渋みの成分で、カテキンと同じように殺菌作用があります。
イソフラボンが含まれている商品も多く販売されています。
イソフラボンには抗酸化作用がありアンチエイジングの観点からも期待されています。
特に有名なのが大豆や大豆の加工食品です。
豆腐や納豆の他に、イソフラボンを含んだ大豆飲料も販売されています。
他にも
ゴマに含まれるセサミン
人参に代表されるベータカロチン
なども抗酸化作用を持ったポリフェノールの一種です。
いかがでしたでしょうか?
なんとなく体に良さそうだと思われてた物質も、まとめてしまえばポリフェノールの一つだったのです。
もちろん、今回ご紹介した以外にも様々なポリフェノールがあります。